銀髪の殺し屋は微かに微笑う

*この物語はフィクションです。

「お前が今語った夫婦はどうなった?」
ギンは相変わらず意味不明な質問をする。
「は?」
「『依頼人の旦那は刑務所。
妻は精神病院にいる。
離婚はしていない。』と言ったな。」
「それがどうした。何か関係あるのか?」
「大アリだ。」
ギンはクックッと嘲笑う。
「あれから年月が経ち、状況が変わってるんだよ。」
「状況だと?」
「お前は知らないだろうが、刑務所にいる依頼人の旦那は去年既に出所し、精神病院に入った妻はとっくの昔に退院している。」
「そんな馬鹿な。」
「嘘じゃねぇよ。依頼されたからな。」
「依頼、ってまさか…」
「そのまさかだ。」
銀髪の殺し屋は微かに微笑うと静かに語る。
「刑務所にいる依頼人の旦那は去年既に出所し、精神病院に入った妻はとっくの昔に退院している。
そして、その精神病院を退院した妻から殺して欲しい人がいると依頼された人物が、2人の子供を殺した旦那なんだよ。」


08/23 13:06

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