2体

*この物語はフィクションです。

「なんじゃこりゃあ。」
太陽に吠えた。
俺は濃い顔で松田優作になりきった後、沈黙したままマサの顔をチラリと見る。
「こ、これは…」
マサは青ざめた顔をしている。
腰が抜けたらしく、ペタンと座り込んでいた。
俺の必死のギャグに気付く事はなく、ガタガタと震えている。
無理もない。
マサは死体を見るのは初めてなのだ。
「マサ。ここで死んでいるのは加藤君だね?」
俺はマサに確認する。
マサは声も出ないらしく、無言で首を縦に振った。
「ふむ。となるとこっちは例の赤い髪の奴だな。」
俺は淡々と言う。
俺とマサの前、リビングには2体の死体が転がっていた。
1体は加藤の死体。
そしてもう1体は赤い髪の男の死体が胸を刺されて仰向けに倒れている。
「マサ。」
俺はポケットから携帯電話を取り出し、マサに投げ渡す。
「警察と…多分手遅れだけど救急車を呼んでくれないか?」


09/11 13:21

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