青い海に浮かぶ、白い綿菓子について

*この物語はフィクションです。

「そういえばあの白い野良猫、元気にしているだろうか。」
青い空に浮かぶ白い雲を見つめながら、死神Navy(ネイビー)は呟く。
「案外、元気なんじゃない?」
Rarry(ラリー)も白い雲を見つめながら、呟く。
「だといいけど。」
Navy(ネイビー)は微笑った。
「子供の頃、白い雲が綿菓子に見えたりしなかった?」
Rarry(ラリー)はNavy(ネイビー)に訊く。
「あったあった。
何かお腹減った時に見ると、甘くて凄く美味しそうに見えたりして。」
「届かないって分かってる癖に、手を伸ばしたりして。」
Rarry(ラリー)とNavy(ネイビー)は同時にアハハと笑った。
「こういう思考回路してるのは子供の時だけだよね。」
Rarry(ラリー)はボソッと言う。
「それは多分、何も知らない純粋な心を持ってたからだと思うね。
純粋だからこそ、夢が持てる。」
Navy(ネイビー)は何処か寂しそうな表情で答える。
「いつの間に夢を持てなくなったんだろう?」
「さぁね。それすら忘れてしまう程、昔の事だったと思うね。」
Rarry(ラリー)とNavy(ネイビー)は、いつまでも青い空と白い雲を見ていた。

END.




10/13 07:27

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