夢から醒めた夢 2

*この物語はフィクションです。

「君は毎日、朝、目覚めて、服を着替えたりして学校へ行く。
そして学校から帰って来る。
毎日同じ事の繰り返し。
おかしいと思ったりはしないのかな?」
特攻服姿の男は、ズバズバとものを言う。
少し、うっとうしく思える。
しかし、特攻服姿の男は話を続ける。
「ねぇ、もし君のこの世界が虚構…フィクションだとしたらどうする?」
どういう意味だ?と叫ぼうとしたが、何故か声が出なかった。
やがて、視界は滲んで見えなくなった。
暗転。
「…リャン…天亮!!」
誰かの声が聞こえる。
白い壁と白い天井。
少し、首を動かすと、栄養剤の入った点滴の袋と…
「天亮!」
涙目で自分の名を呼ぶ両親の姿があった。
身体が重たかったのは長い時間眠っていたせいで。
嗚呼、そうか。
夢から醒めた夢を見た。

END.


10/29 09:48

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